1999.12.xx 〜 1999.12.xx

 
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マヨルカその1       



このページはだんな様のWebサイトに掲載していたものを
加筆・修正しました。

マヨルカとは
日本ではマジョルカと呼ばれることも多い、スペインのバルセロナから少し離れた沖合いにある西地中海に浮かぶとても美しい島です。

バルセロナからは飛行機で40分程度、パルマにある空港はリゾート地にある中では世界最大級の立派な空港でヨーロッパ各地への直行便が多数あります。
日本からも昔は直行便がありましたが、現在はヨーロッパ経由で行くことになりますので、乗り継ぎ時間を含めると20時間くらいかかります(^^;
シーズンをはずせば、格安航空券で10万以下で行けますので、思ったよりは安く行けます。

日本からはあまりパッケージツアーがありませんが、ここはぜひ自由旅行でゆっくりと楽しみたい島です。
マヨルカは観光地化された島と違い、少し奥へ入れば自然がいっぱい!中世に建てられた立派な雰囲気のある建物がたくさん残っています。
現在は条例によって、新しく家を建てるときも昔ながらの外観や色あいにしなければいけないそうです。

マヨルカの町並みや村
マヨルカには、とっても素敵な村がたくさん残っています。
その中でも最も有名で美しいバルデモサの村があります。
ここは、ショパンとジョルジュ・サンドが愛の逃避行をし、ひと冬を過ごしたところで、今も彼らの住んでいたところがそのまま残っています。
パルデモサへ行く途中の町並み
ショパンの住んでいた家はそのまま! とっても雰囲気 いいでしょ!


バルデモサやディアといった村は中世の建物がそのまま残っています。
特にカルトゥハ修道院や宮殿、教会など見所がたくさん!
マヨルカは年間300日は晴れの日で、雨はほとんどふらないそうです。この日はちょっと曇り空ですが、 たれこめた雲と中世の建物がなんとも幻想的で素晴らしかったです!!

ショパンハウスへ続く道のりもなんともファンタスティック!
昔の建物の1階が店などに改造されていて、コーヒーを楽しむことが出来ます。
こちらでは、コーヒーはカフェコルタードと呼ばれるカフェオレが主流。とってもおいしいです! マヨルカの人はこれに砂糖を2袋入れるのが普通だとか(^^;;;

天皇陛下もお食事をされたという、5つ星ホテルのレジデンシアです。
陽が落ちてしまったため、あまり写真が撮れませんでしたが、特別に中も見せてもらいました。
と〜っても良い雰囲気でぜひ一度は泊まってみたいところです!!


マヨルカの生活
マヨルカには、パルマに多少大きな店がある程度で、商店街はほとんどありません。
しかし、週に1回はどこかで朝市が開かれ、食材から衣類、ペットまで売られています。
陽気に唄いながらピスタチオを売るおじさんや、揚げドーナツを売る老夫婦など、見てるだけでもなんかワクワクさせてくれる光景がたくさん!
ここは、サンタマリアの村で日曜日に開かれる朝市の風景です。 島中から人が集まってきてとっても賑やか!
マヨルカ特産の独特のソーセージを売るお店もあります。 この他にも、果物を売る店やオリーブを売る店などたくさんあるんですよぉ。

マヨルカの人はとーってもたくさん、食べます(^^;;
お昼でも、日本ならメインディッシュになるような料理を一の皿、さらにボリュームたっぷりのお肉を二の皿とペロッと食べちゃうんです。野菜や魚はあまり食べないようで、お肉料理が中心です。
島にはいたるところに特産物であるアーモンドの畑があり、冬は一面真っ白な花が咲いています。
また野草として、春菊やほうれん草などがあちこちに生えていますが、土地の人は全く食べないそうです。

昼食が終わると、お店も閉まり、シエスタというお昼寝タイムがはじまります。
銀行なども2時くらいでもう終わりです。

夜8時くらいになると、夕食の時間です。
点在する町には、とっても雰囲気の良いパブやレストランがたくさんあります。
人気のある店は開店前から行列が出来ていて、ツアーなどで行くと入れない店がいっぱい!
こちらの人はほんとに食を楽しむという感じで、どの店も陽気な話し声で活気に満ちています。
地元の人で人気一杯のお店。
オリーブオイルを使った料理や肉系が中心ですが、あさりバターやイカのフライなど日本人にもなじみのある料理もあります。
ABACOは、昔の網元のお屋敷がそのまま保存されていて、1Fがカクテルなどを楽しむちょっと高級なお店です。
2Fは、当時のまま保存されていて、見物出来るようになっています。残念ながら中は撮影禁止です。

おまけ
マヨルカでお世話になったヨセフ氏のおうちは、とーーーっても素敵です。
プライベートなので写真の公開は控えますが、私は真剣に永住したくなるほど感激しました。
どの家も敷地は広いので動物がたくさんいますが、ここには犬はもちろん、孔雀や羊までいるんです!
みんな仲良くの〜んびり生活しててうらやましい限り!!
ヨセフ氏の家でのびのび暮らす動物達。ちょうどヒヨコが生まれていてとっても可愛い!
産み立ての玉子を使って付くってくれたスクランブルエッグは絶品でした!!

 左は、とっても人なつくこくて大の仲良しになった "ゴンゾー"
 右は親分格の "ライナス"
 みんな遊び好きで、ニワトリの親子を追いかけ回したりするけど、絶対襲ったりしないです。
 良い環境でのびのび暮らしてるから、みんな生き生き!

 彼の家には素敵なアンティークが一杯。時計はもちろん、ジュークボックスも良い感じ!

ヨセフファミリーです!
奥さんのステフィーは、とっても優しくてすっごく美人です!! 赤ちゃん(ハンナレナ)もとーっても可愛くてお人形さんみたい。
右端は、仕事の手伝いをしているゴリさん、日本語も勉強中。

わずかな滞在でしたが、今まで行った中で最高の思い出が出来ました。
親友であるヨセフ氏とその家族、お世話になった島の皆さんに感謝します!!

 帰る日のバルセロナ空港で日の出を迎えました。
 近いうちにまた来るぞぉーと心に誓いました!